米国シリコン・バレー IT技術動向

IT in Silicon Valley, California

アマゾンの脅威はまだ続く!今回はGoogle参戦

前回、実体店舗からAmazonへのクロース・ショッピング・レートの話しがありました。

http://gorila-pnp.hatenablog.jp/entry/2013/11/24/172556

 

今回は、GoogleCostco(全米売上No.3)、Target(全米売上No.4)と業務提携し、当日配達サービスの提供を行うサービスを今年、9月、サンフランシスコ及びベイエリアに実施している

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フルネームでは、Google Shopping Express same-day delivery service

なぜサーチエンジンの王者のグーグルは小売業の当日配送サービスを提供するのか?

答えは、Amazonだ。

Amazonは数多くのマーケットにおいて、Googleと競争している位置づけであり、例えば

1、クラウドコンピュティングサービス(AWS vs Google Cloud)

2、タブレットハードウェア(Kindle Fire vs NEXUS)

3、オンライン広告(最も競争が激しい所)

顧客が商品を買う時は、いつも最初チェックするサイトは、Amazonなので、Google半沢直樹(この人の名前を使いたいだけ)のように倍返しできませんが、AmazonのNo1の売上を取っているリテールに攻めればいいと考えているようだ。

 

一点突破主義

Googleが何を配送するかというと、トイレペーパー 30ロールの注文があれば、無料配送してくれるようだ。

TargetとCostcoが売上計14兆円あり、かなりの商品をGoogleに提供できるし、Googleが効率的な物流に専念すればいいと、これからのAmazonとの競争も常に注目すべき。

 

Amazonが敵ばかり、少し心配になりましたね。

Amazonのベゾス社長にすこし、応援します。